

さあさあ
道をあけな
魑魅魍魎
夜を行け
カン カラ
鳴らせ 鳴らせ
百鬼夜行の
お通りだ
月も隠れた 丑三つ時
提灯ひとつが 闇を裂く
名もなき影が またひとつ
ぞろり ぞろりと 列になる
人の物差し
人の掟
そんなものなら
置いてきた
居場所がないなら
道を作れ
夜は俺らの
生きる場所
一つ目小僧が 舌を出しゃ
傘お化けくるりと 宙を舞う
狐火ゆらり
鬼が笑う
眠った都を
踏み鳴らせ
隠れろなんて
誰が決めた
黙ってろなんて
誰が決めた
異形 異端
上等だ
この姿こそ
生きた証
妖怪道中
駆け抜けろ
人の理屈じゃ
縛れない
カン カラ
ドン ドン
夜を打て
闇を蹴散らし
突き進め
妖怪道中
鳴り響け
百の命が
声になる
化けて生きるも
悪くない
我ら堂々
妖怪道中
ヨイヤサ
ヨイヤサ
道をあけな
ヨイヤサ
ヨイヤサ
百鬼が通る
HEY
あっちじゃ異端
こっちじゃ奇怪
勝手な名前を
貼り付けな
鬼か蛇か
狐か狸か
呼び名なんざ
どうでもいい
笑われたって
消えやしない
追われたって
折れやしない
昼が駄目なら
夜を取れ
道が無ければ
踏み鳴らせ
一鬼
二鬼
三鬼
百鬼
魑魅魍魎
一気に蜂起
常識
良識
誰の領域?
こっちはこっちの
流儀で行進
右向け右?
いや 右向かない
前ならえ?
いや 並びゃしない
はみ出すくらいが
ちょうどいい
夜のど真ん中
堂々と行け
傷も
過去も
全部連れてけ
捨てる必要なんて
どこにもない
泣いた夜さえ
足音に変え
百の孤独を
ひとつに束ねろ
妖怪道中
駆け抜けろ
人の理屈じゃ
縛れない
カン カラ
ドン ドン
夜を打て
月を飛び越え
突き進め
妖怪道中
鳴り響け
百の鼓動が
地を揺らす
化けて生きるも
悪くない
我ら堂々
妖怪道中
人と違えば
なんだってんだ
夜に生きれば
なんだってんだ
誰かが決めた
正しさより
この足で選ぶ
道がいい
隠れるな
俯くな
消えるな
声を上げろ
夜明けが来るまで
止まるな
静まれ――
……なんて
誰が言った?
妖怪道中
駆け抜けろ
天まで太鼓を
轟かせ
カン カラ
ドン ドン
ドドンがドン
眠る世界を
叩き起こせ
妖怪道中
突き進め
百の異形が
華になる
違っているから
面白い
笑え
吠えろ
舞い上がれ
妖怪道中
鳴り響け
夜の果てまで
連れてゆけ
誰にもこの道
譲らない
我ら堂々
妖怪道中
魑魅魍魎
魑魅魍魎
百鬼夜行の
お通りだ
ヨイヤサ
ヨイヤサ
夜を行け
ヨイヤサ
ヨイヤサ
道をあけろ
夜が明けても
忘れるな
闇を歩いた
この足を
我らが選んだ
この道こそ
妖怪道中
- 作詞者
D:RISE
- 作曲者
D:RISE
- プロデューサー
D:RISE
- ボーカル
DG5

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闇が深まれば、彼らの時間が始まる。
月夜を練り歩く百鬼夜行、満開の桜の下で繰り広げられる宴、人ならざる者たちの妖しい恋。そして、時代の変化とともに居場所を失い、忘れられていく妖怪たちの切ない声。
華やかで、妖しく、時に激しく、そしてどこか哀しい——。
和楽器と現代サウンド、DG5の個性豊かな5つの歌声と重厚なフルハーモニーが描き出す、人と妖怪の世界の狭間。
恐れられ、愛され、語り継がれ、やがて物語になっていく彼らは、それでも今夜もどこかで生きている。
これは、忘れられゆく妖怪たちが残す
ひと夜の物語。
**DG5『妖怪道中』**
さあ、百鬼夜行のお通りだ。



