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2024年10月3日に24チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をバイノーラル録音しました。是非、ヘッドフォンで立体音響をお楽しみください。シンセサイザーシステムは、コンピュータ、universal serial bus (USB) 接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されます。スピーカの配置は、2024年9月9日にアルバム” Random Noise Stimulation”の曲 “Hate Suppression”を録音した時とほとんど同様です。但し、後方のスピーカの床からの高さは、15.5cmから29.5cmに変更しました。スピーカが形成する長方形の重心にダミーヘッドマイクを配置して録音しました。フィルタは、複合型シンセサイザー、デジタルディレイ、状態変数フィルタ及び、バイカッド回路を用いています。複合型シンセサイザーは、主に、ウィーンブリッジ発振器、乗算器、バイカッド回路、電圧制御回路などで構成されます。このシンセサイザーは、コンピュータシンセサイザーと接続して形成されます。コンピュータシンセサイザーは、コンピュータとUSB接続デバイスをUSBインターフェイスで接続して形成されます。複合型シンセサイザーの入力信号を変調できる第1のウィーンブリッジ発振器を白色化フィルタに置き換えます。白色化フィルタの出力信号と第2のウィーンブリッジ発振器の出力信号を乗算器で演算します。白色化フィルタが出力するランダム信号と第2のウィーンブリッジ発振器が出力する正弦波による振幅変調は、ハードな音色を作っています。8つの前方のスピーカから複合型シンセサイザーの出力信号が再生され、8つの左右のスピーカからデジタルディレイとバイカッド回路の出力信号が再生され、8つの後方のスピーカから状態変数フィルタの出力信号が再生されます。それぞれの8つのスピーカは、ミキサーを用いて音源移動が行われるため、原音場で立体的な音響効果を得ることができます。今回は、前方と左右のスピーカユニットにFostex社のP800Kを用い、後方のスピーカユニットにP1000Kを用いています。スピーカユニットP1000Kを用いることにより、スピーカから発生するノイズが低減して音質を向上させることができました。

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