リリース日: 2008/04/03
※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
『引力と斥力』は、サイケ、アシッドフォーク、アヴァンポップ、電子音楽など様々なジャンルを横断し、テープコラージュ的手法で構築した1st『Magnetic Pilgrimage』に続く、藤田建次のセカンドアルバム。
1stの童話的でサイケデリックな世界観はそのままに、歌やメロディが前景化。ギターやピアノ、シンセサイザーなど様々な楽器を用いてつくられた楽曲群をカセットテープ独特の質感でまとめあげ、無国籍的かつ不思議な懐かしさのある音の世界を生み出している。
2008年にMAGIC BOOK RECORDSからリリースされたCD版のマスタリングを担当した庄司広光(soundworm、Tsuki No Wa)がリマスター。
アルバムの世界観を体現するイラストは、書籍を始め様々な媒体でアートワークを手がける星野勝之によるもの。
日本の音楽家、藤田建次。東京八王子の4畳半から、滲んだ郊外のフォークロアを紡ぎ出す。「suburban bedroom folklore」を掲げ、アシッドフォークと電子音楽が融け合うアヴァン・ポップを追求。16年の沈黙を経て2025年に再始動。カセットの磁気変調やエフェクターによる音響工作により、「今ここ」の部屋を起点に別の空間をチューニングするように時間を複線化していく。その響きは単なる懐古を超え、日々の生活の残り香や日常の裏側が揺らめくホーントロジー的な音響空間を立ち上げる。多重録音が織りなす継ぎ足しの迷宮のような世界観で、唯一無二の独自の立ち位置を確立している。
磁気音景