

8月15日の蝉時雨と
茹だる暑い夏の陽炎が
季節を区切る
遠い日を照らし合わせた
もう少しで9月になるねと
茹でた若い頬で汗ばんだ
青春の風
生ぬるさは感じなかった
夕焼けが沈む
夕焼けが沈む
夕焼けが沈む
蝉が寝転ぶ
あの青春から何年経ったと
だらしない体になりかけの
悪いところだけ
何も変わってはなかった
わずか少数の選ばれた
預言者たちにはなれなかったと
ただの背中が
夕方を歩く
人生が進む
変わらずに進む
諦めて進む
蝉が落ちゆく
もうあの夏には
2度と帰れない
今年も夏は同じ風を吹かせ
続けているのに
夕焼けが沈む
人生が沈む
夕焼けが沈む
蝉が寝転ぶ
- 作詞者
木村聡汰
- 作曲者
木村聡汰
- レコーディングエンジニア
木村聡汰
- ミキシングエンジニア
木村聡汰
- マスタリングエンジニア
木村聡汰
- ギター
木村聡汰
- ベースギター
木村聡汰
- キーボード
木村聡汰
- シンセサイザー
木村聡汰
- ボーカル
木村聡汰
- バックグラウンドボーカル
木村聡汰
- ピアノ
木村聡汰
- ソングライター
木村聡汰
- パーカッション
木村聡汰
- プログラミング
木村聡汰

木村聡汰 の“若き日の夏”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
一歩
木村聡汰
- 2
傷で笑う
木村聡汰
- ⚫︎
若き日の夏
木村聡汰
- 4
足
木村聡汰
- 5
fourteen
木村聡汰
- 6
Like Us
木村聡汰
- 7
ひらり、ぽとり
木村聡汰
- 8
平凡
木村聡汰
- 9
夢に出ておいで
木村聡汰
これまで「ナナメ/naname」として活動してきた約7年間から心機一転改名し、「木村聡汰」として始動した1st Album。
本作は作詞作曲から演奏、録音、ミックス、マスタリング、アルバムジャケットデザイン、さらにはPVの制作や広告の運用まで全て木村一人で手掛けた、これまで木村が積み上げてきたもののある種一つの到達点ともなっている。
また、本作品に収録されている楽曲は全て2025年2月に制作された。
1ヶ月でアルバム1つを完成させた点もまた、これまで「ナナメ/naname」として下積んできた経験あってのことだろう。
よって、2025年2月当時の木村自身の感情や思想が1枚に詰め込まれたリアリティ溢れる作品ともなっている。
シンプルでどこかY2Kも漂うギターロックと、詩に込められた深い哲学的な思想を、ぜひ楽しんでもらいたい。
アーティスト情報
木村聡汰
作詞作曲から演奏、録音、ミックス、マスタリング、映像編集、さらには広告運用まで全てを一人で完結させているシンガーソングライター。 Y2Kを彷彿とさせるギターロックを中心に、ポップでロックな楽曲を展開する。 これまで作曲家、レコーディングエンジニア、ギタリスト、音楽理論講師、音楽ディレクターなど多方面にプロの音楽を経験してきたことも特徴で、多角的に音楽と向き合っている。 法政大学文学部哲学科卒。歌詞の内容も哲学的な思索や「人生」「人間」といった壮大なものが多く、また自身の思想についても各種SNSにて発信している。
木村聡汰の他のリリース
Philosophy Records