27歳5ヶ月_2502のジャケット写真

歌詞

若き日の夏

木村聡汰

8月15日の蝉時雨と

茹だる暑い夏の陽炎が

季節を区切る

遠い日を照らし合わせた

もう少しで9月になるねと

茹でた若い頬で汗ばんだ

青春の風

生ぬるさは感じなかった

夕焼けが沈む

夕焼けが沈む

夕焼けが沈む

蝉が寝転ぶ

あの青春から何年経ったと

だらしない体になりかけの

悪いところだけ

何も変わってはなかった

わずか少数の選ばれた

預言者たちにはなれなかったと

ただの背中が

夕方を歩く

人生が進む

変わらずに進む

諦めて進む

蝉が落ちゆく

もうあの夏には

2度と帰れない

今年も夏は同じ風を吹かせ

続けているのに

夕焼けが沈む

人生が沈む

夕焼けが沈む

蝉が寝転ぶ

  • 作詞者

    木村聡汰

  • 作曲者

    木村聡汰

  • レコーディングエンジニア

    木村聡汰

  • ミキシングエンジニア

    木村聡汰

  • マスタリングエンジニア

    木村聡汰

  • ギター

    木村聡汰

  • ベースギター

    木村聡汰

  • キーボード

    木村聡汰

  • シンセサイザー

    木村聡汰

  • ボーカル

    木村聡汰

  • バックグラウンドボーカル

    木村聡汰

  • ピアノ

    木村聡汰

  • ソングライター

    木村聡汰

  • パーカッション

    木村聡汰

  • プログラミング

    木村聡汰

27歳5ヶ月_2502のジャケット写真

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これまで「ナナメ/naname」として活動してきた約7年間から心機一転改名し、「木村聡汰」として始動した1st Album。

本作は作詞作曲から演奏、録音、ミックス、マスタリング、アルバムジャケットデザイン、さらにはPVの制作や広告の運用まで全て木村一人で手掛けた、これまで木村が積み上げてきたもののある種一つの到達点ともなっている。

また、本作品に収録されている楽曲は全て2025年2月に制作された。
1ヶ月でアルバム1つを完成させた点もまた、これまで「ナナメ/naname」として下積んできた経験あってのことだろう。
よって、2025年2月当時の木村自身の感情や思想が1枚に詰め込まれたリアリティ溢れる作品ともなっている。

シンプルでどこかY2Kも漂うギターロックと、詩に込められた深い哲学的な思想を、ぜひ楽しんでもらいたい。

アーティスト情報

  • 木村聡汰

    作詞作曲から演奏、録音、ミックス、マスタリング、映像編集、さらには広告運用まで全てを一人で完結させているシンガーソングライター。 Y2Kを彷彿とさせるギターロックを中心に、ポップでロックな楽曲を展開する。 これまで作曲家、レコーディングエンジニア、ギタリスト、音楽理論講師、音楽ディレクターなど多方面にプロの音楽を経験してきたことも特徴で、多角的に音楽と向き合っている。 法政大学文学部哲学科卒。歌詞の内容も哲学的な思索や「人生」「人間」といった壮大なものが多く、また自身の思想についても各種SNSにて発信している。

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