
1
ニグンの主題による7つの変奏曲/主題
2
ニグンの主題による7つの変奏曲/第一変奏曲 バロック或いはヴィヴァルディ
3
ニグンの主題による7つの変奏曲/第二変奏曲 練習曲或いはピアッティ
4
ニグンの主題による7つの変奏曲/第三変奏曲 ECM或いはジャズバラード
5
ニグンの主題による7つの変奏曲/第四変奏曲 ラツェニッツァ或いはブルガリア民族舞踊
6
ニグンの主題による7つの変奏曲/第五変奏曲 フリージャズ或いはシェーンベルク
7
ニグンの主題による7つの変奏曲/第六変奏曲 コンピング或いはリズムアプローチ
8
ニグンの主題による7つの変奏曲/第七変奏曲 5度のカノン
9
ニグンの主題による7つの変奏曲/主題再現
11
魂柱と鞴と時間と距離
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異なる時間、異なる距離、異なる背景を持つ2人の邂逅
歩み深まる時が魅せたのは雄大な変奏曲
異なるフィールドを歩む、チェロ新倉瞳とアコーディオン佐藤芳明の出会いから生まれたデュオアルバム『魂柱と鞴』。そのリリースから5年の月日で歩み続け、深まった道筋が”変奏曲”として昇華された今作『魂柱と鞴と変奏曲』。
佐藤がこのデュオのために書き上げた「ニグンの主題による7つの変奏曲」は、歌うこと(ニグン)を通して場所や時間が離れていても繋がる心を表した曲。そして「時間と距離」をテーマに佐藤が長年温めていた曲を、チェロとアコーディオンの親和性を深める新たなテーマを付加し「魂柱と鞴と時間と距離」として完成。
そこに、それぞれの楽器の特性を活かしたヘンデルの主題による変奏曲「パッサカリア」を加えて、このデュオならではの一つの完成形を見ることが出来る。
8歳よりチェロを始める。桐朋学園大学音楽学部を首席卒業。バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga各氏に師事。在学中EMI Music Japanより「鳥の歌」をリリースしデビュー。受賞歴も多数、近年では第18回ホテルオークラ音楽賞、第19回(2020年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞。現在カメラータ・チューリッヒのソロ首席チェリストとしてスイスを拠点にソリスト、室内楽奏者として幅広く活動。2021年には『11月の夜想曲』~新倉瞳委嘱作品集 (世界初演初録音) のCDをアールアンフィニ・レーベルよりリリース。 使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたMatteo Goffriller (1710年製)。
国立音楽大学在学中に独学でアコーディオンを始め、卒業後渡仏、C.I.M.Ecole de JazzでアコーディオニストDaniel Milleに師事。 既存のアコーディオンのイメージにとらわれない独自のサウンドで、ライブ、レコーディング、アーティストサポート、舞台音楽など、様々な現場で数多くの仕事をこなし、国内外を問わずジャンルを超えて幅広く活動。 『ガレージシャンソンショー』『森山威男グループ』『ヨルダンマルコフブルガリア五重奏団』など個性的なユニットに在籍する一方、スタジオミュージシャンとしては椎名林檎、三宅純、梶浦由記、大友良英、水樹奈々、桑田佳祐など数多のアーティストのレコーディングに参加、CMや劇伴でもファーストコールのアコーディオン奏者としてあらゆるオーダーに応え続けている。
蛇腹屋