もう数時間で年を跨ぐ
空見上げたら流れる星を見た
昨日の晩 思い出しちゃ傷にバンド
だがその間に何かに気付いた
君にとっては何がHIPでHOP?
他人様のセンス ケチつけない
だがケリつけなきゃな どうでも良い
そんな事よりこのトーク Follow Me
欲の海に溺れない
小手先のRAPじゃどこにも通用しない
顔に出さない 本物ってヤツは
神じゃ俺達の心はまず動かせない
僕等の唄 From ボンクラの唄
バースでパンチ カウンター音楽家
口開いたら大概こんな唄
Stay Real Do You Understand?
煩悩 金が鳴る除夜
またみんな新しいそれぞれのほらね
同志とほらね 彼女とほらね
一人で明かすのもそんなに悪くないよ
Thursday Night 溢れ金が出る
今年はなんか良いよな気がしてる
出会い別れ 時涙そうそう
適当に聞き流し あぁ嘘々
美人のようで中身がB***hで
仲間のようでSnitchじゃ悲しくもなるね
勘違いすんなよ 勝ち負けじゃない
他人の評価に価値なんかないんだ
挫折 転げた分 芯が太くなる
静寂の夜 Beatsが太く鳴る
年越しの餅と蕎麦 よく噛む
こいつも味わってくれませんか
101 Everyday All Day DDD盤
102 Gemと腹抱えて笑う
103 食っちゃ呑み フリーからスリープ
104 深く吸い溜めて吐きFlow
105 終わらないバタフライ まだHigh
106 SEX…
107 行き先はHell or Heaven
108 積み上げちゃ ばよえ〜ん
- 作詞
DUSTY HUSKY
- 作曲
DJ LEX
DUSTY HUSKY の“JOYA”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
深夜特急
DUSTY HUSKY
- 2
YAVVVA
DUSTY HUSKY
E - 3
KASHMIR
DUSTY HUSKY
E - 4
世界の斜道から
DUSTY HUSKY
E - ⚫︎
JOYA
DUSTY HUSKY
E - 6
ザ・シーズン (feat. JAMBO LAQCUER)
DUSTY HUSKY
- 7
Gap to Kub (feat. MILES WORD)
DUSTY HUSKY
- 8
股旅のテーマ
DUSTY HUSKY
- 9
Don't Make Such A Fuss!
DUSTY HUSKY
- 10
MoVe
DUSTY HUSKY
- 11
アトガキ
DUSTY HUSKY
E
タイはバンコクを拠点に置きながら活動し、日本のみならず各地を股旅し続けた2年間。そこで吸い込んだモノを吐き出した、DUSTY HUSKYによる3枚目のフルアルバムがついに完成した。
「このアルバムを表現するにあたり、タイで1番遊んだ友達、"Dope Smiley.K" に紹介してもらうのが一番だろう。アリガットカッ」
…ある時から「服を裏返しに着る男」こと、Dusty Huskyが毎年バンコクを訪れるようになったのは2015年だったと思う。
彼は此処を訪れる度に、この地で生きるためのノウハウや経験・知識・各種様々な体験を吸い込み続けているため、彼の「グルーヴ」を感じる機会は以前よりも遥かに増えたと思う。
そんな彼を思い出すときに、真っ先に脳裏に浮かぶ幾つかの場面がある。
「あそこは絶対に良い皿がありそうなんだよね〜」
「良さそうなレコード屋があるんだよね〜」
そんな抽象性の極みを尽くしたような根拠のない確信を原動力に、
尽きることのない情熱を武器に、正体不明のレコードを掘り当てては、
それを印籠のように掲げて、Digの成果を報告してくれる場面だ。
それ以外の記憶といえば…
イナタイ場末のローカルなクラブでナンパされた彼女ヅラした女に「他の女と話してた」という理由で怒られる姿や誰にも伝わらないであろうギャグを模索している場面とか…
30代半ばとは思えないリベラルでラディカルな記憶もあるけど、
今回めちゃくちゃ入稿焦らされてるし、Bullshitな話は自重します、あはは…。
そんな中(どんな中だ?)、厳しい検閲をすり抜けて彼から届いたアルバムは、
俺が気になっていた「股旅」の目的・概念を明白にしてくれた作品と言えるかもしれない。
特に最近の彼は「旅」を中心に人生を回すことで、経験・音・人間関係を吸い込み、前作と新作の合間を紡ぐようにして「作品」を吐き出す、
という新たなサイクルを作り出していることが、よく理解できた。
Dusty Huskyは規格外のタフネスを携えている男だが、
それと同時にブルースを内包した生きるドキュメンタリー作品のような人間に感じる。
高級レストランで使われなかった不格好な肉
汚れの落ちていない傷の入ったグラス
ドラッグを使ってでも眠らずに客を探すタクシー運転手
銘柄のわからないネガティブの原液
知らない言葉や共通する表情
彼が股旅で吸い込んだ有象無象は間違いなくこの作品の上に吐かれていた。
作中に出て来る固有名詞の多さから彼の足取りを辿ることができるのも、
今作のひとつの魅力と言えるだろう。
俺にとっての同世代のヒーローであり、日本国産のベストMCの1人がDusty Huskyだという事実を
再び更新してくれたことに敬意を払うしかありませんでしたよ、ほんとにもう!!
アーティスト情報
DUSTY HUSKY
現在、日本のHIP HOPシーンにおいて、 レコードのリリース数が日本有数のインディペンデント・レーベル、DLiP RECORDSの発起人の一人。 2010年からこれまでDINARY DFLTA FORCEとして3枚のアルバム、 ソロとしては、1st『DhUuSsTkYy』・2nd『WHY NOT』・3rd『股旅』・4th『DAAM』と4枚のアルバム全てをレコードで発売。 2021年にはイギリスの老舗レーベル「Chopped Herring Records」からレコードが発売され世界デビューを果たす。 2018年から2年間タイを拠点に置いた事を皮切りに、 「股旅」と名付けた日本にとどまらずアジアを中心にLIVE活動を展開している。 直近では2024年、Blooklyn出身のMC、CJ FLY(PRO ERA)との7インチレコードを発売し、大阪/台湾/東京でLIVEツアーを成功させた。 上記を見て分かる通り、生粋のバイナルジャンキーであり、DJとしてもこれまでに9作品のMIXをリリース。 さらにyoutube ch「McGuffin」での「開店前のユニオンでディグ」での豊富な知識に裏打ちされたトークが話題を集め、 90年代から今も続くストリートマガジン「Ollie magazine」では各地で掘り起こしたレコードを紹介する「股旅」というシリーズを連載するなど、 各方面でレコードへの愛を発信している。 流行り廃りとは全く別の軸から、自らの足でその匂いを嗅ぎ分け、人間本来の直感で動いていく。 その姿は、日本のシーンにおいても唯一無二の存在感を築いている。
DUSTY HUSKYの他のリリース
DLiP RECORDS