( DUSTY HUSKY )
宇宙の中心から送るぜリスペクト
Ma bro この言葉借りるよ
今どの道を浮浪 ヘビーオフロード
何処にいたとしても中央 ここしかないっしょ
舐めたらアカン 砕くキャンディ
余裕くちゃくちゃチューイン 始まりがブーイング
終わりがピースに変わったあの日
他人がどうこうじゃ辿り着けない
くわえ煙草に火 やつのポッケに小銭
手合わすよりもげん担ぎ
お前誰よって興味ない 言わない
伝えたい時だけ言う DUSTY HUSKY
リリ搾るのにWeeが無けりゃ
NAGのビートの上 ヤニクラで吐きそう
キャパい時こそ飛ばすハナクソ
キャパ良い感じなら始めよう
We Livin’ so Free I Show Real
おろす親指 Boo Boo Boo
We Livin’ so Free I Show Real
たてる親指 Goo Goo Goo
前方後方 ガッとなってカッ
左右巻き込んじゃ ガッとなってカッ
廻せ回せ ガッとなってカッ
上がりたいんだろ ガッとなってカッ
縛られるのとか興味がない
だって俺Mじゃないし
他の事なんか興味がない
だって俺は俺 掴むMIC
お前は何する 俺ならMake It M U S I C
何処にいたって俺は俺だろ Finest of MVC
( MILES WORD )
Smash On Da Beat From M.V
M.W. with Dusty Husky
確かなShit. Now 2020
ガッとなってカップ へーきへーき
寒けりゃ火囲んであったまってさ
Shiiiで飛んでBlaze あっちゅーまってか
えらいもんでTing a Ling鳴っては
またFlip Da Game 企んでRun
Ya Face, Mirror 死んじゃいねーな
Show me luv 現金じゃねーやつ
お前は平気か ピースの静止画
It's like生理前のスケみたいなフラグ
メンツとタイミング 夜おだいじん
Sunsetのセガとか半端ないし
センスとRhymin' 最新を配信
DeepにDiving D.L.I.P. Uprising
We Livin’ so Free I Show Real
おろす親指 Boo Boo Boo
We Livin’ so Free I Show Real
たてる親指 Goo Goo Goo
前方後方 ガッとなってカッ
左右巻き込んじゃ ガッとなってカッ
廻せ回せ ガッとなってカッ
上がりたいんだろ ガッとなってカッ
縛られるのとか興味がない
だって俺Mじゃないし
他の事なんか興味がない
だって俺は俺 掴むMIC
お前は何する 俺ならMake It M U S I C
何処にいたって俺は俺だろ Finest of MVC
- 作詞
DUSTY HUSKY, MILES WORD
- 作曲
NAGMATIC
DUSTY HUSKY の“Gap to Kub (feat. MILES WORD)”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
深夜特急
DUSTY HUSKY
- 2
YAVVVA
DUSTY HUSKY
E - 3
KASHMIR
DUSTY HUSKY
E - 4
世界の斜道から
DUSTY HUSKY
E - 5
JOYA
DUSTY HUSKY
- 6
ザ・シーズン (feat. JAMBO LAQCUER)
DUSTY HUSKY
- ⚫︎
Gap to Kub (feat. MILES WORD)
DUSTY HUSKY
E - 8
股旅のテーマ
DUSTY HUSKY
- 9
Don't Make Such A Fuss!
DUSTY HUSKY
- 10
MoVe
DUSTY HUSKY
- 11
アトガキ
DUSTY HUSKY
E
タイはバンコクを拠点に置きながら活動し、日本のみならず各地を股旅し続けた2年間。そこで吸い込んだモノを吐き出した、DUSTY HUSKYによる3枚目のフルアルバムがついに完成した。
「このアルバムを表現するにあたり、タイで1番遊んだ友達、"Dope Smiley.K" に紹介してもらうのが一番だろう。アリガットカッ」
…ある時から「服を裏返しに着る男」こと、Dusty Huskyが毎年バンコクを訪れるようになったのは2015年だったと思う。
彼は此処を訪れる度に、この地で生きるためのノウハウや経験・知識・各種様々な体験を吸い込み続けているため、彼の「グルーヴ」を感じる機会は以前よりも遥かに増えたと思う。
そんな彼を思い出すときに、真っ先に脳裏に浮かぶ幾つかの場面がある。
「あそこは絶対に良い皿がありそうなんだよね〜」
「良さそうなレコード屋があるんだよね〜」
そんな抽象性の極みを尽くしたような根拠のない確信を原動力に、
尽きることのない情熱を武器に、正体不明のレコードを掘り当てては、
それを印籠のように掲げて、Digの成果を報告してくれる場面だ。
それ以外の記憶といえば…
イナタイ場末のローカルなクラブでナンパされた彼女ヅラした女に「他の女と話してた」という理由で怒られる姿や誰にも伝わらないであろうギャグを模索している場面とか…
30代半ばとは思えないリベラルでラディカルな記憶もあるけど、
今回めちゃくちゃ入稿焦らされてるし、Bullshitな話は自重します、あはは…。
そんな中(どんな中だ?)、厳しい検閲をすり抜けて彼から届いたアルバムは、
俺が気になっていた「股旅」の目的・概念を明白にしてくれた作品と言えるかもしれない。
特に最近の彼は「旅」を中心に人生を回すことで、経験・音・人間関係を吸い込み、前作と新作の合間を紡ぐようにして「作品」を吐き出す、
という新たなサイクルを作り出していることが、よく理解できた。
Dusty Huskyは規格外のタフネスを携えている男だが、
それと同時にブルースを内包した生きるドキュメンタリー作品のような人間に感じる。
高級レストランで使われなかった不格好な肉
汚れの落ちていない傷の入ったグラス
ドラッグを使ってでも眠らずに客を探すタクシー運転手
銘柄のわからないネガティブの原液
知らない言葉や共通する表情
彼が股旅で吸い込んだ有象無象は間違いなくこの作品の上に吐かれていた。
作中に出て来る固有名詞の多さから彼の足取りを辿ることができるのも、
今作のひとつの魅力と言えるだろう。
俺にとっての同世代のヒーローであり、日本国産のベストMCの1人がDusty Huskyだという事実を
再び更新してくれたことに敬意を払うしかありませんでしたよ、ほんとにもう!!
アーティスト情報
DUSTY HUSKY
現在、日本のHIP HOPシーンにおいて、 レコードのリリース数が日本有数のインディペンデント・レーベル、DLiP RECORDSの発起人の一人。 2010年からこれまでDINARY DFLTA FORCEとして3枚のアルバム、 ソロとしては、1st『DhUuSsTkYy』・2nd『WHY NOT』・3rd『股旅』・4th『DAAM』と4枚のアルバム全てをレコードで発売。 2021年にはイギリスの老舗レーベル「Chopped Herring Records」からレコードが発売され世界デビューを果たす。 2018年から2年間タイを拠点に置いた事を皮切りに、 「股旅」と名付けた日本にとどまらずアジアを中心にLIVE活動を展開している。 直近では2024年、Blooklyn出身のMC、CJ FLY(PRO ERA)との7インチレコードを発売し、大阪/台湾/東京でLIVEツアーを成功させた。 上記を見て分かる通り、生粋のバイナルジャンキーであり、DJとしてもこれまでに9作品のMIXをリリース。 さらにyoutube ch「McGuffin」での「開店前のユニオンでディグ」での豊富な知識に裏打ちされたトークが話題を集め、 90年代から今も続くストリートマガジン「Ollie magazine」では各地で掘り起こしたレコードを紹介する「股旅」というシリーズを連載するなど、 各方面でレコードへの愛を発信している。 流行り廃りとは全く別の軸から、自らの足でその匂いを嗅ぎ分け、人間本来の直感で動いていく。 その姿は、日本のシーンにおいても唯一無二の存在感を築いている。
DUSTY HUSKYの他のリリース
MILES WORD
自身が所属するグループBLAHMRYとして数々の作品をリリース。 その日本人離れした独自のFLOWとREALにエグく突き刺す、 切れ味の鋭いLYRICは噂がウワサを呼び、数々MCたちの作品に客演として参加。 さらには、MC BATTLEでもそのSKILLを遺憾なく発揮し名を馳せ、彼の名前は着実にシーンに浸透していった。 そして、満を辞して、2014年12月24日、DLiP RECORDSの屋台骨、NAGMATICのTAGによって生まれたアルバム「INPOSSHIBLE」を発表。 配信を行った海外のDLサイトにおいて異常な数のDL数を叩き出すなど、日本を越えてその作品は評価された。 そして、そのALBUMリリースツアーで全国を回った際に出会ったのが、福岡を拠点としワールドワイドに暗躍するOlive Oil。 そんな彼と共に奇跡のJOINT ALBUM「WORD OF WORDS」を2016年11月23日にリリース。 多の追槌を許さない唯一無二の世界観は、HIP HOPというジャンルを超えて全てのシーンへ衝撃を与え、 【 MILES WORD 】というMCの”ヤバさ”を全国へと知らしめる結果となった。 彼の吐き出すRAPは、どこまでも黒いにも関わらず、ジャンルに縛られない自由さを兼ね備える。 常に全て自分の色に染め上げながらも、どんなBEATであっても見事に乗りこなす驚くべきセンスを備え、 HARDな日常を鋭い視点と独特の言い回しでREALに表現するリリシストは、どんなBEATでもブレることがないのである。
DLiP RECORDS