

夏の暑さの中に 涼しさを求めて
今日も見とれている あなたに夢中になる
あなたは本当は熱く 形を変えていく
私の息を吹きこむ 一瞬で変わっていく
そして 人生を生きている 命が生きている
そのことがわかったよ ありがとう 会いたいよ
だから 悲しさも はかなさも 戻れない 戻らない
時間を…
この胸にとじこめるように
形あるものは いずれ無くなるとわかってる
だけど 本当はどうなんだろう?
本当は なくならないんじゃない?
そして 人生を生きている 命が生きている
そのことがわかったよ
あなたのかわりに言うよ
だから 今だけは…
この暑さの中で…
この胸にとじこめるように
この暑さの中で…
この胸にとじこめるように
- 作詞者
大光寺 圭
- 作曲者
大光寺 圭
- レコーディングエンジニア
野口 薫
- ミキシングエンジニア
野口 薫
- グラフィックデザイン
大光寺 圭, でじたけ
- ボーカル
大光寺 圭
- アダプター
野口 薫

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命〜ガラスの中に〜
大光寺 圭
命/ガラスの中に
2020年8月15日、終戦記念日。
神奈川県厚木市にある「厚木グラススタジオ」で、大光寺圭が初めて吹きガラス体験をしたときのこと。
彼女がふーっと息を吹き込んだ瞬間、ガラス作家の先生が言ったひと言――
「はい、今、ここに命が入りました。」
摂氏1400度で溶けるガラス。熱い夏の工房。
一瞬の呼吸で形が生まれ、命が宿るという実感に突き動かされるように、この歌は生まれました。
見えるものはやがて壊れる。でも、
“本当の命”や“存在の意味”は、消えずに胸の中にとどまり続けるのではないか――
そんな静かな祈りと気づきを歌った一曲です。
本楽曲は、2025年12月に上演予定の完全オリジナル市民ミュージカル『ケサランパサラン 〜わたしはあなたのなかに』も使用されます。
この舞台は、大光寺圭の楽曲だけで構成される初のミュージカル作品であり、「命/ガラスの中に」は、物語の中で重要なシーンを彩る一曲として登場します。
ガラスのように繊細で、どこまでもあたたかい――
この歌が、あなたの心にも小さな“命の光”を届けられますように。
アーティスト情報
大光寺 圭
1979年11月2日生まれ。神奈川県綾瀬市出身の女性シンガーソングライター。 2005年、「ピーチムーン」でインディーズデビュー。翌2006年には、マキシシングル「待ち合わせをしましょう」でメジャーデビューを果たす。かつてはガールズバンド「ラムネ」(2004年4月解散)でギター・ボーカルとしても活動。 2009年には、自身の楽曲「私の水平線」がフジテレビ系列『ライオンのごきげんよう』のエンディングテーマに採用され、全国的な注目を集めた。 音楽活動に加えて、看護師として医療の現場でも働き、書道6段(師範)の資格も持つなど、多才な一面を発揮している。 現在は地元・綾瀬市を拠点に、シンガーソングライターとしてライブや楽曲制作を行いながら、看護師としても地域に貢献。毎年9月に開催される「あやせ音楽祭」では実行委員長を務め、音楽を通じたまちづくりにも力を注いでいる。 さらに、2025年12月に綾瀬市オーエンス文化会館で上演予定の、あやせの市民ミュージカル『ケサランパサラン』には楽曲を提供。地域文化の発信や育成にも積極的に関わっている。
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