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朝、現場に着いた。
元請はいない。
監督員もまだ来ない。
職人はもう動き出している。
そして、誰かが言う。
「今のうちに進めよう。」
本作は、公共工事の現場に漂う“自由”と“不安”をテーマにしたアルバム。
段取り、墨出し、据付、搬入、立会、写真管理、そして後から思い出す「これ、ちゃんと記録撮ったっけ?」という冷や汗。
誰も見ていないから楽なのか。
誰も見ていないから怖いのか。
その境目で揺れる現場のリアルを、芯出しマンらしい哀愁と皮肉で描く。
やり放題とは、好き勝手することではない。
誰もいない時ほど、ちゃんとやらないと後で地獄を見るということである。
元請いなくてやり放題。
でも、本当に自由な現場ほど、責任の芯が問われる。
芯出しマンは、カップリングの隙間から生まれた謎の機械設置技術者アーティスト。 趣味はダイヤルゲージを見ること、特技は「あと0.1だけ右」と言って現場を長引かせること。 しかしその音楽は意外にもまっすぐで、ズレた心に妙に刺さる。 彼にとって音楽とは、人生の芯出しである。 今日もどこかのポンプ室で、誰かの心の偏芯を直している監理技術者なのである。