抜刀 - One Shot -のジャケット写真

歌詞

抜刀 - One Shot -

Liminal Reverie

抜刀

鯉口ひとつ

音が鳴る

抜刀

月さえ息を

止めている

斬るか

斬らぬか

迷う暇ぁねぇ

一歩踏み込み

風を斬る

抜刀

One Shot

二度目は

ござんせん

刀を抜いた

その時に

勝負ぁすでに

決まってる

夕暮れ染まる

街道に

向かい合う影

二つあり

笠を深く

かぶったまま

どちらも何も

言いやせん

柳がゆらり

風に鳴り

遠くで烏が

ひとつ鳴く

右手をそっと

柄へ置き

親指ひとつ

鯉口切る

カチリ

その音

聞こえた瞬間

さっきまでの風が

止まりやす

まだ抜かねぇ

まだ斬らねぇ

されど心は

決まってる

一歩

半歩

間合いを詰めりゃ

あとは刹那の

ことでござんす

抜刀

鯉口ひとつ

音が鳴る

抜刀

月さえ息を

止めている

斬るか

斬らぬか

迷う暇ぁねぇ

一歩踏み込み

風を斬る

抜刀

One Shot

二度目は

ござんせん

刀を抜いた

その時に

勝負ぁすでに

決まってる

強ぇ奴ほど

よく喋る

そんな決まりは

ありゃしねぇ

吠える言葉も

名乗りさえ

今宵の勝負にゃ

いりゃしねぇ

速さじゃねぇ

力じゃねぇ

見ている場所が

違うだけ

肩が揺れたか

足が出たか

瞬きひとつも

見逃さねぇ

月が雲から

顔出して

白刃にひとすじ

光が走る

その光さえ

見えたなら

もう遅ぇんで

ござんす

One Step

Two Step

間合いの中

No Fear

No Talk

静かな修羅場

右か

左か

上か

下か

考えた時点で

遅すぎらぁ

息を吐く

腰を落とす

土を蹴る

夜を裂く

一閃

それだけ

派手な技など

いりゃしねぇ

抜いた刀を

見せるより

抜かずに済むなら

それがいい

されど抜いたら

迷わねぇ

それがあっしの

流儀でござんす

風が戻る

柳が揺れる

月は何にも

知らぬ顔

刀を静かに

鞘へ戻せば

カチン

今宵の勝負も

これまででござんす

抜刀

鯉口ひとつ

音が鳴る

抜刀

月さえ息を

止めている

生きる

死ぬより

大事なのぁ

この一太刀に

迷わぬこと

抜刀

One Shot

二度目は

ござんせん

刀を抜いた

その時に

勝負ぁすでに

決まってる

抜刀

風だけ残して

夜の街道

歩いてく

  • 作詞者

    Liminal Reverie, shintaro

  • 作曲者

    Liminal Reverie

  • プロデューサー

    shintaro

  • 共同プロデューサー

    Liminal Reverie

  • プログラミング

    Liminal Reverie

抜刀 - One Shot -のジャケット写真

Liminal Reverie の“抜刀 - One Shot -”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    抜刀 - One Shot -

    Liminal Reverie

夕暮れの街道。

向かい合う二つの影。
聞こえるのは、風に揺れる柳と、遠くで鳴く烏の声。

言葉はいらない。
名乗りもいらない。

親指を添え、静かに鯉口を切る。

――カチリ。

『抜刀 - One Shot -』は、
刀を抜くその一瞬にすべてを懸ける、剣士たちの静かな勝負を描いた一曲。

間合いを測り、呼吸を整え、
一歩、また一歩と距離を詰めてゆく。

速さでもない。
力でもない。

迷いを捨てた者だけが、
その一瞬をものにする。

抜かずに済むなら、それがいい。
されど、抜いたなら迷わねぇ。

静寂を裂く一閃。

刀を抜いたその時に、
勝負ぁすでに決まってる。

――抜刀。
二度目は、ござんせん。

アーティスト情報

"