

誠 一文字
背に背負って
生まれがなんだ
知ったこっちゃねぇ
刀を差したら
侍かい
家柄あったら
侍かい
そうじゃねぇ
逃げねぇことが
意地ならば
曲げねぇことが
誠なら
壬生の風ん中
旗ぁ立てろ
名もなき昨日を
斬り捨てろ
誠 一文字
背に背負って
侍ってなぁ
生まれるもんじゃねぇ
生きて
なるもんでござんす
武州くんだり
京まで来た
家名もなけりゃ
銭もねぇ
あるのは刀と
馬鹿な意地
それで十分
ござんしょう
「田舎侍」と
笑うなら
笑ってなせぇ
今のうち
明日の京じゃあ
その口で
壬生の名ぁ
噂してやすぜ
屯所暮らしに
酒ひとつ
喧嘩の種なら
そこら中
行儀作法は
知らねぇが
筋の通らぬ
話ぁ嫌いだ
偉ぇお侍
横目に見て
こちとら勝手に
侍になる
誰に許しを
もらうでもねぇ
この生き様が
免状でござんす
浅葱の羽織を
引っ掛けりゃ
京の夜風が
ちょうどいい
道を空けなせぇ
お侍さん
壬生の馬鹿ども
お通りだ
誠 一文字
背に背負って
生まれがなんだ
知ったこっちゃねぇ
刀を差したら
侍かい
家柄あったら
侍かい
そうじゃねぇ
逃げねぇことが
意地ならば
曲げねぇことが
誠なら
壬生の風ん中
旗ぁ立てろ
名もなき昨日を
斬り捨てろ
誠 一文字
背に背負って
侍ってなぁ
生まれるもんじゃねぇ
生きて
なるもんでござんす
宵の三条
鐘が鳴る
路地じゃ何やら
きな臭ぇ
「壬生の狼」
結構じゃねぇか
犬よりゃ狼
粋ってもんだ
抜くか抜かぬか
そいつぁ勝手
抜いたからには
泣き言なしだ
命惜しけりゃ
道ぁ空けな
こちとら遊びで
来ちゃいねぇ
誠なんざ
飾りじゃねぇ
綺麗なだけなら
捨てちまえ
泥をかぶって
血ぃ浴びて
それでも背負う
一文字よ
昨日の百姓
浪人どもが
今じゃ京中
振り向かす
欲しかったのは
名じゃあねぇ
侍として
立つ場所だ
上だの
下だの
くだらねぇ
家柄自慢は
酒屋でやんな
百姓上がりが
気に入らねぇ?
だったら正面
来てみなせぇ
一歩
二歩
間合いへ入る
三歩目なんざ
ありゃしねぇ
浅葱一閃
風が鳴る
残った一文字は
誠
誰かにもらった
侍じゃねぇ
頭ぁ下げて
なるもんでもねぇ
笑われようが
嫌われようが
己が己を
曲げなきゃいい
壬生から京へ
京から――
どこまで行くか
知りゃしねぇ
行けるところまで
行きやしょう
明日ぁ明日の
風が吹く
時代が変わる?
知るもんか
今夜逃げたら
今夜のあっしが
死ぬまでずっと
笑いやがる
だったら
前へ出な
誠 一文字
背に背負って
生まれがなんだ
知ったこっちゃねぇ
刀を差したら
侍かい
家柄あったら
侍かい
そうじゃねぇ
逃げねぇことが
意地ならば
曲げねぇことが
誠なら
壬生の風ん中
旗ぁ立てろ
名もなき昨日を
斬り捨てろ
誠 一文字
背に背負って
侍ってなぁ
生まれるもんじゃねぇ
生きて
なるもんでござんす
百姓上がり?
結構
田舎者?
上等
壬生の狼?
……
そいつぁ
悪くねぇ
誠ひとつで
参りやしょう
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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- ⚫︎
誠
Liminal Reverie
幕末、京・壬生。
立派な家名もなければ、生まれながらの武士でもない。
それでも刀を取り、自ら選んだ道を歩いた者たちがいた。
『誠 - MAKOTO -』は、新撰組をモチーフに、
**「侍とは、生まれるものではなく、生きてなるもの」**という生き様を描いた一曲。
浅葱の羽織に背負った「誠」の一文字。
百姓上がりだろうが、田舎者だろうが、そんなことは知ったこっちゃない。
家柄でも、肩書きでもない。
逃げず、曲げず、自分で決めた道を通す。
「壬生の狼」と呼ばれようとも、
京の夜風の中を、己の誠ひとつで歩いていく。
荒々しくも粋な新撰組の精神を、
三味線と和の音色、SwingするDetroit Trap、力強い女性ボーカルで描きました。
侍ってなぁ、生まれるもんじゃねぇ。
生きて、なるもんでござんす。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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