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1854年、ペリー提督率いる黒船艦隊の来航により、日本は開国。
横浜で締結された日米和親条約によって、伊豆・下田の港が即時開港されることになりました。
その2年後、アメリカから最初の駐日総領事としてタウンゼント・ハリスが、通訳のヘンリー・ヒュースケンと共に下田に上陸。彼らは玉泉寺(ぎょくせんじ)を領事館として使用し、住み始めました。
ハリスの名は、のちに「唐人お吉」の物語で広く知られるようになります。
昭和初期にブームとなったこの話には実在のモデルはいますが、物語の多くは当時の社会背景を反映したフィクションだと考えられています。
しかし、実際の玉泉寺にはお吉が通う前から、地元・下田の少年たちが、ハリスとヒュースケンの身の回りの世話をする小間使いとして住み込みで働いていました。そのひとりが、この歌の主人公、西山助蔵です。
「助蔵ブルース」は、2020年8月に発行された伝記漫画
『ハリスに仕え お吉に恋した 下田の少年〜助蔵物語』
(原作:杉本 武/漫画:荒木 浩之/長倉書店刊)をもとに制作されたイメージソングです。
軽快なブルースのリズムに乗せて、シンガーソングライター・大光寺圭が、助蔵の波乱に満ちた生涯を軽やかに歌い上げます。
また、大光寺圭の案内で下田の町をめぐるYouTube動画「助蔵さんぽ」(全12回)も公開中です。
ぜひ、そちらもあわせてお楽しみください。
1979年11月2日生まれ。神奈川県綾瀬市出身の女性シンガーソングライター。 2005年、「ピーチムーン」でインディーズデビュー。翌2006年には、マキシシングル「待ち合わせをしましょう」でメジャーデビューを果たす。かつてはガールズバンド「ラムネ」(2004年4月解散)でギター・ボーカルとしても活動。 2009年には、自身の楽曲「私の水平線」がフジテレビ系列『ライオンのごきげんよう』のエンディングテーマに採用され、全国的な注目を集めた。 音楽活動に加えて、看護師として医療の現場でも働き、書道6段(師範)の資格も持つなど、多才な一面を発揮している。 現在は地元・綾瀬市を拠点に、シンガーソングライターとしてライブや楽曲制作を行いながら、看護師としても地域に貢献。毎年9月に開催される「あやせ音楽祭」では実行委員長を務め、音楽を通じたまちづくりにも力を注いでいる。 さらに、2025年12月に綾瀬市オーエンス文化会館で上演予定の、あやせの市民ミュージカル『ケサランパサラン』には楽曲を提供。地域文化の発信や育成にも積極的に関わっている。
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