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永遠の愛は、時を超えて静かに歌い続ける。
「Taj Mahal」は、RIN & THE CONTINUUMによる世界遺産シリーズ第6作。
愛する人への想いから築かれた世界で最も美しい霊廟をテーマに、深い愛情、喪失、そして永遠の記憶を、メロディアスなモダンジャズ・ピアノトリオで描いた作品である。
楽曲は、藤堂凛による静かなピアノの独奏から始まり、ひとつひとつの音が語りかけるように優しく響く。やがてルカ・モレッティのウッドベースが温かく寄り添い、マリク・ジョンソンのブラシドラムが穏やかな鼓動を刻み始める。シンプルな旋律は少しずつ広がり、美しい即興へと発展しながらも、最後まで変わることなく「愛」というテーマを歌い続ける。
華やかさではなく、静かな感情。
技巧ではなく、心に残る旋律。
白い大理石に刻まれた永遠の愛を、三人の繊細な対話によって描き上げた、アルバムの中心を彩る珠玉のバラードである。
RIN & THE CONTINUUM は、日本人女性ピアニスト・藤堂凛を中心に結成されたモダンジャズ・ピアノトリオ。 圧倒的な演奏技術とシネマティックな構成力を武器に、モダンジャズ、フュージョン、ロック、現代音楽の要素を横断しながら、強烈な物語性を持つインストゥルメンタル作品を生み出している。 藤堂凛のピアノは、繊細な静寂から爆発的な超絶技巧までを自在に行き来し、複雑な変拍子や転調を感情表現へ昇華させる。 イタリア出身のベーシスト、ルカ・モレッティは、メロディックかつ流動的なプレイでトリオ全体に深い推進力を与え、アメリカ出身のドラマー、マリク・ジョンソンは、圧倒的なグルーヴとリズム構築力で楽曲の空気そのものを変化させる。 彼らの音楽は単なる技巧の誇示ではなく、 “静と動”“知性と感情”“混沌と美”を行き来する、ひとつの映画のような体験である。
SNAP