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矮大 (Waidai) という言葉は私がこの楽曲の歌詞を制作するにおいて作った言葉です。

ムーチーさんからお声がけ頂いたとき、justice、正義についてとお話しされました。二つの映画が送られてきて、見てみて、とても混乱しました。悲惨な世界、どうしようもない現実が描かれていて、正義ってあるのかなーと。その後自分なりに正義だけについて考えてもどうにもその言葉や概念が好きになれなくて、ムーチーさんにお伝えしたら、正義そのものだけでなく、人々の助け合いやその心の機微について、と言われました。

正義という、重々しい言葉に先立つ、人々の営みのなかに存在するエンパワーメントみたいなのを指しているのかなと思いました。また映画のうちのひとつ、中村哲さんのドキュメンタリーのなかで中村さんの広大な地を見つめるその眼差しがとても印象的で、私にとっての矮大の風景は彼の見た風景に重なっています。

人間のBetterになろうとする気持ち、想い、必死さやもがく様や、混沌としているけど繋がっていこうとする姿勢を表そうと思いました。

矮小の矮は小さい、低いという意味です。ちっぽけな存在でも寄り集まって、大きな力になる瞬間があるように。矮大という言葉にはそういう願いと、人間への礼賛がこめられています。

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矮大

Spotify • New Music Everyday - tuneTracks (curated by TuneCore Japan) • 2024年5月25日 Spotify • Monday Spin • 2024年5月27日

アーティスト情報

  • YUIMA ENYA

    YUIMA ENYA は18歳でNYへ渡り、The New School for Jazz and Contemporary Music でジャズボーカルを専攻。学校外では舞踏のスタジオに通うなどし、様々な表現や音楽を吸収しつつ独自の感性と幅広い表現力で作曲活動を開始。ジャズやワールドミュージックを現代のビートへと昇華することを得意としている。 2022年にファーストソロアルバム「MALAKA」をストリーミングと共にレコードで発売。フィーチャリングボーカルとして TAMTAM と CAT BOYS に参加。2020年にリリースされた CAT BOYS の7-inch single「Feel Like Makin' Love (カバー)」は2000枚を売り上げている。 現在 YUIMA ENYA が参加しているバンド、SUPER CATS と Thiiird Place はそれぞれ4月と5月に 1stアルバムをリリースした。 5月23日には、DJ / トラックメーカーの重鎮 J.A.K.A.M. as JUZU a.k.a. MOOCHY との衝撃のコラボ作品「矮大 Waidai」をデジタルリリース、大きな話題を呼んでいる。

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    YUIMA ENYAの他のリリース
  • J.A.K.A.M.

    J.A.K.A.M. (JUZU a.k.a. MOOCHY / NXS / CROSSPOINT) 東京出身。15歳からバンドとDJの活動を並行して始め、スケートボードを通して知り合ったメンバーで結成されたバンド EvilPowersMe の音源は、結成後すぐにアメリカのイラストレーター Pushead のレーベル等からリリースされる。DJとしてもその革新的でオリジナルなスタイルが一世を風靡し、瞬く間に国内外の巨大なフェスからアンダーグラウンドなパーティーまで活動が展開された。 ソロの楽曲制作としても米国のレコードレーベル Grand Royal からの Buffalo Daughter のリミックスを皮切りに、BOREDOMS 等のリミックス楽曲がメジャー、インディーズ問わず様々なレーベルからリリースされる。2003年にキューバで現地のミュージシャンとレコーディングツアーを敢行したことを皮切りに、その後世界各地で録音を重ね、新たな World Music の指針として立ち上げたレーベル CROSSPOINT を始動。 音楽制作のみならず、映像作品、絵本や画集のプロデュース、2012年には野外フェス ONENESS CAMP “縄文と再生” を企画するなど活動は多岐に渡り、そのオリジナルなヴィジョンがあらゆるジャンルをまたぎ、世界に広がっている。

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YUIMA ENYA / CROSSPOINT