歌詞

弔花

もしかして君はこの花になったのかな

花束を握りしめる

目に映るもの全てに対し

君の幻を追ってしまうの

あの瞬間からずっと

いつもの日常

変わらない人たちと

変わらない街の風景

一体どこで間違っちゃったのかな

現実から逃げたまま

あの瞬間からずっと

想い出の河に行けば逢える気がして

危ないことをすれば現れるような気がして

進めないまま

私だけが

花屋の横でふと立ち止まり見えた

君の好きだった百合の花

君に褒められた真っ白なワンピースを

今着ても何かが違うの

あの瞬間からずっと

街ですれ違う人に何度も振り返る

もしかしたら君がそこに居るような気がして

想い出の河に行けば逢える気がして

危ないことをすれば現れるような気がして

この心は

壊れたまま

無情に時は

過ぎて行くの

もしかして君はこの花になったのかな

花束を握りしめる

  • 作詞

  • 作曲

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ピアノを中心に据えつつ、ロックからバラードまで様々な様相を見せるサウンド。
より扇情的に、より激しく。
独自の世界を創造していく意欲作。

アーティスト情報

  • シンガーソングライター。 2月9日生まれ。 東京都出身。 大学時代に創作活動を開始し、2014年より本格的にアーティスト活動を始める。 2014年1st maxi single「赤い鳥」をリリース。 以降、2枚のmini album、1枚のfull albumをリリースしている。 閉じ込めていた想いをぶちまけるかの如く、情熱的に歌われる愛の言葉。 死に相対した人に向けられた鎮魂歌のように、激しくもあり、荘厳でもある楽曲から紡ぎ出されるメッセージ。 ポップでキャッチーながらも、深い癒しを湛えたメロディ。 深層に触れるが如く、優しく諭すような歌声、その音楽性から「薫の音楽を聴くと浄化される」という声が後を絶たない。

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INNOCENT RECORDS