目が覚めた時 そこは暗闇
点滅するコントロールパネル
オールグリーン 正常 全て滞りなく
希望はとうの昔に主人の手を離れた
座標を示すサブモニターに目をやる
次の目的地があるはずもなく
瞼を閉じていたい 全てそこにあるさ
旅を続ける
どこまでもゆける
呪われながら
魅せられている
旅を続ける
どこまでもゆける
呪われながら
魅せられている
そして長い眠りにつく
霞のように漂う意識
それを私と呼ぶのならば
揺れる 波 海と空
頭上を音もなく旋回していくカモメの群れ
帆船のマストが軋み はじける飛沫
生と死の匂い
すぐそばで誰かが声をあげて笑う
確かめようと振り返れば
そこから先には世界がない
揺籠のように 宇宙はおだやかで
車窓から見ていた春を思い出すよ
貴方は隣で眠っていたっけ
旅を続ける
どこまでもゆける
呪われながら
魅せられている
旅を続ける
どこまでもゆける
呪われながら
魅せられている
そして長い眠りにつく
目が覚めた時 そこは暗闇
点滅するコントロールパネル
オールグリーン 正常
孤独な夜の涯てまで
- Lyricist
Tetsuo Mishima
- Composer
Tetsuo Mishima, Yosuke Hotta
- Recording Engineer
Yosuke Hotta
- Mixing Engineer
Yosuke Hotta
- Mastering Engineer
Yosuke Hotta
- Guitar
Tetsuo Mishima, Yosuke Hotta
- Synthesizer
Yosuke Hotta
- Vocals
Tetsuo Mishima
- Programming
Yosuke Hotta
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Enrai To Mug Cup
Sputnik2Speaks
大阪出身の二人組によるプロジェクト「Sputnik2Speaks」の1stアルバム。
インディーロック・ギターポップを軸としながらフォークやエレクトロニカの影響も感じさせる美しくもどこか切ないサウンドで、ジャンルの垣根を越えて音楽を奏でる歓びが詰め込まれた作品となった。
先行シングルである「HOPE」「Birds」を含む全8曲の詞はそれぞれ異なる質感の言葉=主人公により語られるが、最後の一音が鳴り終えた後にはアルバム全体が一つの世界を構築する"連作短編集"をイメージしたリリックで構成されている。
Artist Profile
Sputnik2Speaks
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