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岡本太郎のアトリエで収録した『After Dark』(DOD-004)が大きな話題となった土岐英史と片倉真由子。ふたりのライヴ演奏を記録したのが本作です。会場は、大きな吹き抜けをもち、アコースティックな響きで名をはせる蕨市のジャズクラブ「OurDelight」。リラックスした雰囲気の中で繰り広げられる凛として美しい対話をどうぞお楽しみください。
1950年神戸生まれ。 高校入学後、16歳でプロデビュー。1970年鈴木勲グループ、宮間利之とニューハードに、1972年日野皓正クインテットに参加。1975年にはファーストアルバム『TOKI』をリリース。以来、誰もが認めるトッププレイヤーとしてジャズ界を牽引している。自身のバンド活動はもとより、1979年には松岡直也&Wesingのメンバーとしてモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演。1985年からは山岸潤史とともにCHICKEN SHACKを結成するなど、フュージョンシーンでも活躍した。一方、他ジャンルのアーティストにも惜しみなく力を貸してきた。なかでも30年におよんだ山下達郎のサポートは有名で、数々の名演を残している。リーダー作は30枚を数え、参加アルバムに400枚を超えている。2018年にはDays of Delightからレギュラークインテットによる『Black Eyes』をリリースした。
洗足学園音楽大学入学と同時に、幼少よりはじめたクラシックピアノをジャズに転向し、同大学を首席で卒業。2002年に奨学金を得てバークリー音楽大学に入学。2004年にpiano achievement awardとともに同大学を卒業。2005年ジュリアード音楽院に入学し、ピアノをケニー・バロンに、アンサンブルをカール・アレン, ベン・ウォルフに師事。在学中より、ハンク・ジョーンズ, ドナルド・ハリソン,エディ・ヘンダーソンら数々のジャズアイコンと共演。2006年、Mary Lou Williams Women In Jazz Piano Competitionで優勝するとともに、Thelonious Monk International Jazz Piano Competitionのセミファイナリストに選出。現在は自己のトリオをはじめ、土岐英史をはじめ数多くのトッププレイヤーからひっぱりだこで、文字どおりのファーストコール・プレイヤーとして日本のジャズシーンの先頭を走っている。
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