2o20 Front Cover

Lyric

Hydra

Mizore

うんざりするような声に

味気ない空気感

暑さは白い肌に張り付く

這いずって勘ぐった生も

白紙に戻す今日が嫌いだ

忘れては立ち止まる

こんな煮え立った日じゃ

叶わないよな

誰かに向けた心も愛も正義も

冷え切った感情をレンジで温めて

生きながらえているんだ

惰性で生きている理由を見せて

有り得ない妄想で夢を見せて

デハイドレーション解も無い世界だ

あの空の素っ気ない光で

僕は枯れていく

炎天下ほっといた今日で

足踏みをしては

枯れた喉からまた繰り返す

近づいた太陽嫌って

足元を見ては脳内に警鐘

憂いては溶ける

蒸し暑さの抱擁

窓ガラスを割りたくなるようだ

どれだけ暑くたって

心ごと燃やしてくれやしないだろう

「向こう一週間の天気」も

「先行き不透明な時代」も

空っぽってもんだ

全て諦めてみて

瞳の中揺れる僕の影にも

明日を救う言葉は

書いてないだろうけど

爽やかな陽射しの気持ち悪さに

重なり合うこの醜態だ

昨日に戻ることができたなら

あどけない表情を取り戻せたら

きっと素敵な未来だ

落ちてきた缶ジュースを捨てた

惰性で生きている理由を見せて

有り得ない妄想で夢を見せて

デハイドレーション解も無い世界だ

あの空の素っ気ない光で僕は

枯れていく夜に手を透かして見せて

成し得ない証明に釘を刺して

デハイドレーション

甲斐もない生命だ

青空の脱水症状ごと

過去の形象と情景を貫いて

  • Lyricist

    Mizore

  • Composer

    Mizore

2o20 Front Cover

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