2o20 Front Cover

Lyric

Yomai Girl

Mizore

体たらくに減点

傷んだ実はほっぽっておこう

その代わり種だけ蒔いた

劣等に溢れた陰謀さえも

荒んだ理性ならしめたもんさ

でたらめに厳選

嫌いな芽は引っ張って抜こう

その刹那真昼は去った

「ばあっ」とどこかで

安心感が最底辺に爆ぜる

可能性から叫べ肯定が気負うまで

証明のラプソディー

控えるは大衆の慕う回答

背景に立った

スカイスクレイパーだけが残る

すぐに届きそうな空が晴れただけ

例に漏れない正攻法の

そっけない態度ばっか

目に焼き付くんだ

永劫までの過程もそんなもんさ

手の込んだ妄想で

幻想に手をかけろ

暗がり梳く光線

眩んだ目は閉じておこう

開くなら真昼の怨嗟

頻繁に目につく感情論も

速攻寝てしまえば忘れるよ

死んだらほら転生

掴んだもの捨てちゃえば

例題だって解けやしないな

足並み揃う世論に踏まれ

歪んだ色眼鏡

零れた声拾って掻き集めて

積み上げた言論程度じゃ

解けない糸の先端も

触れられないから

灰になっていく未来を

そっと見上げた厭世観ごと

余蘊無しでさあ語ろうか

可能性の乖離もどうせ世の例

諦観のレオパルディー

仕掛けるは想定もしない回答

拝啓煮立った正論紛いに告げる

白から黒まで全部

蒼に還るだけ

一回性の生一回に懸ける熱量なんて

たかが知れてるんだ

有終の美を飾る情景を

必死こいて真似したって

いつだって蚊帳の外みたいでしょ

  • Lyricist

    Mizore

  • Composer

    Mizore

2o20 Front Cover

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