

気がついたとき あなたはいなかった
振り向いたときには 気配だけ残っていた
離れては 姿さえ 見えなくて 届かない
遠くにいるあいだに あなたは辛かった?
すがりたいときには 声を聞きたくなった
季節が揺れているあいだに 花は散ってしまうよ
かりん、かりん、かりんと
気がついたとき あなたはここにいた
振り向かなくたって 静やかに住んでいた
夜が消えてゆくとすぐに 花は枯れてしまうよ
かりん、かりん、かりんと
小さな川を泳ぐ 魚になって泳ぐ 泳げなくても泳ぐ
小さな川を泳ぐ 水の湧くその場所へ たどり着くまで泳ぐ
ひとつ残った実を 齧っていいだろうか
まだ硬いその実を 熟れるまで待ってるのか
もぎ取って食べるには 早すぎる、遅すぎる?
気がついたときに 目の前に立っていた
手に触れたとたんに 零れてしまいそうだ
もう少し眺めてていい? もう少し眺めてて いいか
かりん、かりん、かりん
かりん、かりん、かりん
- 作詞者
岩下啓亮 Sardine
- 作曲者
岩下啓亮 Sardine
- プロデューサー
岩下啓亮 Sardine
- レコーディングエンジニア
岩下啓亮 Sardine
- ギター
岩下啓亮 Sardine
- ボーカル
岩下啓亮 Sardine
- バックグラウンドボーカル
岩下啓亮 Sardine
- ピアノ
岩下啓亮 Sardine

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
泣きたいときには、泣け
岩下啓亮 Sardine
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冬の月
岩下啓亮 Sardine
- 3
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岩下啓亮 Sardine
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岩下啓亮 Sardine
- ⚫︎
かりん
岩下啓亮 Sardine
- 6
Baby it's so hard, but I don't mind
岩下啓亮 Sardine
- 7
ぼくは莫迦だ
岩下啓亮 Sardine
- 8
漂流
岩下啓亮 Sardine
私は1989年から1996年まで静岡県浜松市に住み、教育楽器のメーカーに勤めていた。プロのインストラクターとして日本全国で指導し、編曲し、楽譜を書いていた。
その7年のあいだに書かれた歌は、どれもどこかしら澄ました顔をしている。アルバムを『ウインザーノット』という気取ったタイトルにしたのも、仕事でいつもネクタイをしていたサラリーマン時代を回想してのことだ。
2025年1月にリリースしたときは、全18曲、1時間を超える大作だったが、今回の再リリースにあたり、うち8曲を厳選してお届けすることにした。より引き締まった構成のアルバムになったと思う。
青年期の終わりを迎えた男性の、カッコつけた姿の奥に見え隠れする孤独と懊悩を、感じとっていただければ幸いである。
アーティスト情報
岩下啓亮 Sardine
鰯こと岩下啓亮 Sardineです。 1983年から2003年までの20年間で、ひとり多重録音した楽曲が約170曲あります。これらを2024年から2025年にかけて時系列的にまとめたアルバムを順次リリースしました。そして2026年は楽曲の重要度やリスナーの好みに基づいたベストアルバムをいくつかリリースする予定です。 その音楽は、多種多様です。親しみやすいポップスもあれば、社会的視点をそなえたメッセージソングもあります。プログレッシブな構築性もあれば、パンク的な破壊志向の側面もあります。手ごわいピアニストで、マッドなシンセサイザー弾きで、たどたどしいギタリストで、音の読めるベーシストで、緩いリズムのパーカッショニストで、ひとり多重コーラスを駆使する、不器用なシンガーソングライターです。それらすべてのパートが、一つの人格に統合されているのです。 ロマンチックと薄情と情熱の混淆、とりとめもない不安と届かぬものへの憧憬を描いた、オールディーズだけどもエヴァーグリーン。表情豊かな鰯の音楽を、ぜひお聞きください。
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