

宵々
桜吹雪
灯せ
灯せ
鬼火を灯せ
今宵
花の下
百鬼
宴の幕がひらく
満開の桜が 夜を染め
灯籠ひとつ また火を灯す
人ならざる影 集いし刻
月も今宵は 目を逸らす
ひらり
ひらりと
花が舞い
ゆらり
ゆらりと
鬼火が舞う
人の世なんて 忘れちまえ
ここから先は
妖の夜
盃交わせ
妖どもよ
今夜くらいは
牙も隠すな
角も尾も
そのままでいい
誰の目なんて
気にするものか
酒が巡れば
鬼も笑う
狐も化けずに
肩を組む
散る花びらを
杯に浮かべ
百年ぶりの
宴を始めよう
花は散るから
美しい?
そんな理屈は
捨ててしまえ
咲ける今なら
咲き尽くせ
今宵
命を
咲かせろ
百鬼宴桜
舞い上がれ
夜空一面
花吹雪
鬼も狐も
天狗も狸も
今宵ばかりは
同じ輪で
百鬼宴桜
咲き誇れ
散るその瞬間
なお美しく
人の世なんて
忘れて踊れ
我らが生きた
証の夜
百鬼夜行の
宴の歌よ
夜明けの向こうへ
鳴り響け
ヨイ
ヨイ
ヨイヤサ
桜が舞えば
鬼も舞う
ヨイ
ヨイ
ヨイヤサ
百鬼宴桜
琵琶のひと音
風を裂けば
三味の糸まで
踊り出す
簪揺らして
雪女
紅の扇で
夜を染める
花吹雪さえ
味方につけて
月を背負って
くるりと舞えば
この一夜だけ
永遠になる
そんな夢でも
悪くない
狐
狸
河童
天狗
鬼
猫又
絡新婦
一反木綿が
空を切り
提灯お化けも
列に入り
ぬらり
くらり
妖気が巡る
ひらり
ふわり
桜が狂う
百鬼百様
好きに踊れ
違う姿が
華になる
人の常識?
置いてきな
こっちは今夜
無礼講だ
化かすもよし
化けるもよし
朝まで全部
笑い飛ばせ
桜舞い散る
夢幻の夜
星まで花に
染まってゆく
夜が明ければ
消えるとしても
この一瞬を
忘れはしない
百年待った
夜だから
一秒だって
惜しいじゃないか
散るならもっと
派手に散れ
咲くならもっと
狂い咲け
百鬼宴桜
舞い上がれ
天まで届く
花吹雪
鬼も狐も
天狗も狸も
今宵ばかりは
手を取り合え
百鬼宴桜
咲き誇れ
散るその先まで
踊り続けろ
人の名前も
掟も捨てて
我らが生きる
この夜を
百鬼夜行の
宴の歌よ
満開の空へ
鳴り響け
いつか花は
散ってしまう
いつか夜も
明けてしまう
だから何だと
笑えばいい
終わりがあるなら
なおさら踊れ
一夜
百夜
千の夜
巡り巡って
また逢おう
花が咲くなら
この場所で
次の春まで
忘れるな
さあ
桜が散るぞ
踊れ
百鬼宴桜
舞い狂え
月まで染める
花吹雪
鬼も狐も
天狗も狸も
百の異形が
ひとつになる
百鬼宴桜
咲き乱れ
夜空をすべて
桜に変えろ
散って
舞って
また咲いて
命の限り
踊り明かせ
百鬼夜行の
宴の歌よ
千年先まで
鳴り響け
百鬼宴桜
舞い上がれ
夜明けが来ても
忘れるな
我らは今夜
ここに生きた
満開の花と
笑いながら
ヨイ
ヨイ
ヨイヤサ
鬼火を灯せ
ヨイ
ヨイ
ヨイヤサ
桜を散らせ
ヨイ
ヨイ
ヨイヤサ
百鬼
宴
百鬼
宴
百鬼宴桜
また来年も
満開の下で
同じ月夜に
逢おうじゃないか
- 作詞者
D:RISE
- 作曲者
D:RISE
- プロデューサー
D:RISE
- ボーカル
DG5

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闇が深まれば、彼らの時間が始まる。
月夜を練り歩く百鬼夜行、満開の桜の下で繰り広げられる宴、人ならざる者たちの妖しい恋。そして、時代の変化とともに居場所を失い、忘れられていく妖怪たちの切ない声。
華やかで、妖しく、時に激しく、そしてどこか哀しい——。
和楽器と現代サウンド、DG5の個性豊かな5つの歌声と重厚なフルハーモニーが描き出す、人と妖怪の世界の狭間。
恐れられ、愛され、語り継がれ、やがて物語になっていく彼らは、それでも今夜もどこかで生きている。
これは、忘れられゆく妖怪たちが残す
ひと夜の物語。
**DG5『妖怪道中』**
さあ、百鬼夜行のお通りだ。



