Lyric

もう鐘が鳴ったのと誰に問う

真っ白い心に何か滲む

両足がどうにも着きそうもない

それは些細な夢現 その狭間

また目が覚めたらその全てを

忘れていたらいいな

何をしようか 公園のブランコ

揺れたまま 誰もいない

ぼちゃん さあ起きて、また会えたね

いつもと何か違う わかっているんでしょう、本当を

ぼちゃん ありがとう、もう大丈夫

深く落ちてしまえばなんて願いを

空を飛ぶ夜鷹を眺めている

燃え尽きるくらいに息を紡ぐ

背反の痛みも癒えぬ夜

煙のように立ち込めよう 休みましょう

ふと手が動かない 声も出せない

恐ろしくて仕方ないな

もうちょっとだけ 止まってくれどうか

回る針も 足取りも ねえ

ぼちゃん さよなら、また会えたね

いつもと何か違う わかっているんでしょう、本当を

ぼちゃん ありがとう、もう大丈夫

深く落ちてしまえばなんて願いを

落ちる雫 揺れる水面

捨てた空き缶に残るは夢

落ちる雫 水溜り

垂れ流せない違和感が増えていく

落ちた星 痛む膝

奇怪な視線 響いた鐘の音

起きる私 水溜り

もう少し もう少し もう少し

ああ、眠っていたいな

ぼちゃん さあ起きて、また会えたね

いつもと何か違う わかっているんでしょう、本当を

ぼちゃん ありがとう、もう大丈夫

深く落ちてしまえばなんて願いを

ぼちゃん おやすみ、星の彼方

微かな光の中泣いていたんだろ あなたも

ぼちゃん ありがとう、もう大丈夫

蛇口は開いたまんま