Lyric

さあ席について話をしようか

どんな日を生きましたか

何をそんなに泣きじゃくる事があるの

その全部を聞かせてよ

支度をしなくちゃ 靴を揃えて

空っぽの箱に身を詰めて 明日なんて言葉に身を寄せて

何処かに落としたあの愛はきっと

誰かへ花を咲かすでしょう

窓に小さな声 割れて雨が吹き込んだ

そういえば傘忘れたな

大好きだったあの人も 大嫌いなあの人も

皆の背中 見送ってひとりぼっち

そんな日でした

目を閉じて 明日のあなたが何処かにいる保証もないでしょう

今だけ見つめあっていたくて

さよならも言わずに手を振って

これでもうおしまいだなんて あなたと過ごした全ても

心の奥へしまって 笑って

大切を守ってほしくて

生まれたときから転校生だったと

こんな日にひとり呟いた

「あなたがいたからこんなにも、こんなにも」

今更言うんでしょう

自責の相乗も 嫌いの偶像も

知らないうちに首を絞めて 視界の隅に覗く誰かも

帰りたくないんだよ あなたがいない所へ

それでも嫌に星が綺麗で

目を開いて 明日の僕らがここではない何処にいようと

大丈夫だと笑ってやって

悲しみを噛んでも味がなくて

メイデイ ねえ助けておくれよ 上手く生きられたらだなんて

びしょ濡れで走って 走って

あなたへ届いてほしくて

こんな世界じゃ天使は生きられない

あなたはそう笑っては歌うんだ

チャイムが鳴る 花が朽ちていく

雨音を裂いて号令が聞こえている

どうか、どうか。聞こえる？

メーデー、メーデー、メーデー

曖昧に笑うその背中 シャーペンでも突き刺してくれ

もう日が沈む

この声にいっぱいを抱えて 翳りゆく日々をひたすら

あなただけのひとつを拾って

目を閉じて 明日のあなたが何処かにいる保証もないでしょう

今だけ見つめあっていたくて

さよならも言わずに手を振って

誰もいない空っぽの箱で あなたと帰る日が来るまで

心の奥へしまって 笑って

大切を守って欲しくて

愛していたい あなた わたし