

いつか会える きっと会える
風が闇を 飛ばし晴れて
いつか会える きっと会える
流れてなお 消えない記憶
過去に生きる? 夢を生きる?
導火線が 燃え続ける…
昨日の夢は 明日のまどろみ
この眼に 映って 消える
確かなものは 何ひとつない
今この時に 自分がいるだけ
いつか会える きっと会える
時が流れ 疲れ果てて
いつか会える きっと会える
響いてくる あいつの声
忘れたふり? 悟ったふり?
辛がるため 生きているの?
あの日の誓いを 言葉に出して
思い切り 叫んでみよう
まぶしい未来 今がその時
あいつが登った 真っ赤な坂道
いつか会える きっと会える
いつか会える きっと会える
いつか会える きっと会える
いつか会える きっと会える
いつか会える きっと会える
いつか会える きっと会える
- 作詞者
杉本 武
- 作曲者
杉本 武, Peach Boys Orchestra, 大光寺 圭
- プロデューサー
でじたけ
- レコーディングエンジニア
相澤誠嘉
- ミキシングエンジニア
井上博毅
- マスタリングエンジニア
井上博毅
- グラフィックデザイン
大光寺 圭, でじたけ
- ギター
大光寺 圭, 大橋弘幸
- ベースギター
児玉幸大
- ドラム
井上博毅
- ボーカル
大光寺 圭

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白い蹉跌2020
大光寺 圭
「白い蹉跌(さてつ)2020」—— 40年越しの想いを歌に込めて
遥か昔、高校時代に8ミリフィルムで約40分の学園ドラマを自主制作した。物語も演技も未熟だったけれど、音楽まで自分たちでバンドを組んで演奏した、すべてが手作りの作品だった。
劇中で事故死する役を演じたのは、アメリカンフットボール部のエースであり、バンド活動もこなす、明るくて人気者の同級生。完成した映画を上映した際には、感動して涙を流す女子生徒の姿もあり、彼と肩を並べてその笑い合ったものだが。
そのわずか1ヶ月後、彼は本当に事故で命を落としてしまった。しかも、ガールフレンドと一緒に。
あれから40年以上の時が流れ
あの映画のために作ったインストゥルメンタルのテーマ曲に、歌詞をつけ、シンガーソングライター・大光寺圭が心を込めて歌い上げたのが、この「白い蹉跌2020」である。
いつか会える… きっと会える
その思いは、今もこだましている。
この曲の完成後、当時の映像を織り交ぜたドキュメンタリー作品の主題歌となり、高校の後輩たちにも、当時の思いを届けることができた。
アーティスト情報
大光寺 圭
1979年11月2日生まれ。神奈川県綾瀬市出身の女性シンガーソングライター。 2005年、「ピーチムーン」でインディーズデビュー。翌2006年には、マキシシングル「待ち合わせをしましょう」でメジャーデビューを果たす。かつてはガールズバンド「ラムネ」(2004年4月解散)でギター・ボーカルとしても活動。 2009年には、自身の楽曲「私の水平線」がフジテレビ系列『ライオンのごきげんよう』のエンディングテーマに採用され、全国的な注目を集めた。 音楽活動に加えて、看護師として医療の現場でも働き、書道6段(師範)の資格も持つなど、多才な一面を発揮している。 現在は地元・綾瀬市を拠点に、シンガーソングライターとしてライブや楽曲制作を行いながら、看護師としても地域に貢献。毎年9月に開催される「あやせ音楽祭」では実行委員長を務め、音楽を通じたまちづくりにも力を注いでいる。 さらに、2025年12月に綾瀬市オーエンス文化会館で上演予定の、あやせの市民ミュージカル『ケサランパサラン』には楽曲を提供。地域文化の発信や育成にも積極的に関わっている。
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