

流線形の機械が夢を乗せ
明日と昨日を出鱈目にするのさ
そんな未来をやがて迎えたって
俺はいつまでも変われずにいるのだ
なんて時代遅れ
悲しいサガだ
お尻に根が生えたなら
一層切り取ってしまおう
我が手の内を晒してゆければ
怖い物なく楽に生きられる
何という夜
明日が楽しみだ
そんな日ばかりを待ちぼうけていた
もうさようならだ
流す涙もない
情けない味がしたガムを
ついに吐き捨てる
太陽ギラギラ
やつは燃え尽きた
最後の顔は満足気だった
夢と希望と野望を乗せたら
俺は明日のための枕に腰掛ける
「どうせいつか死ぬじゃん」
お月様つぶやいた
風に慰められたから
振り向かずにまた夢を見る
アイカワラズなのかなあ
近未来の僕ら
明日は我が身だろうなあ
避けられなくなってきた
- 作詞者
羽田野 元彦
- 作曲者
羽田野 元彦

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
月面より -orphan's song-
hotobori
- 2
あの夏のイマージュ (2021 Remastered)
hotobori
- 3
彼女
hotobori
- 4
クイーン
hotobori
- 5
秘密基地の持ち主
hotobori
- ⚫︎
近未来
hotobori
- 7
メモリーセブン (2021 Remastered)
hotobori
- 8
ミイラ男の夢
hotobori
- 9
眠らない街 -ending-
hotobori
淡くノスタルジーなサウンドに温かい歌声を乗せる"hotobori"のファーストフルアルバム。
シングル「あの夏のイマージュ」、「メモリーセブン」のリマスターに加え、曲が進むにつれて切なさと疾走感が増していくラブソング「クイーン」や、友達の部屋の事を歌った「秘密基地の持ち主」、vo.羽田野がフォークソングを意識し、自室で録音した「ミイラ男の夢」などを収録。
1曲目「月面より」から9曲目「眠らない街」まで、日々の生活を耳馴染みの良い言葉とメロディーラインでロマンを満たす、どこか焦燥を感じられるポップアルバム。
アーティスト情報
hotobori
羽田野元彦(Vo,Gt)、所澤誠(Key.)、石川達也(Ba.)、タネダミツアキ(Dr.) 前身バンド"ごっこ"は2017年に活動を休止。 約3年の潜伏期間を経て、2020年8月、"hotobori"を改めて結成し、活動を再開した。 「心にグッと、グッドミュージック。」をキャッチコピーに掲げ、"hotobori"というバンド名には「聞いた後に何か残り火のようなものが残る音楽を作っていきたい」という思いが込められている。 都会的な音の中に、ノスタルジーな温もりを感じさせる。
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