Lyric

心が悴んでしょうがない

ただ触れた肌が冷たくて

僕ら雨ざらしのまま

汚れた世界を生きてる

呼吸がしづらくてしょうがない

「全部自分次第だ」って

大人達が謳うから

僕らに居場所なんてなかった

ただ巡る毎日に

思い残す事などないから

記憶が時効になって

歩き出すこともできないな

雨は歌って、ただ歌って

声を掻き消し去っていくんだ

どうせ聴こえやしないのに叫んで

馬鹿みたいだよな

ただ痛くて、哀を飲んで

涙を隠して泣いてたんだ

「みんな同じ空の下」って

それも気休めなのに

まだ誰も知らない

雨を歩いている

孤独は切なくてしょうがない

ただ誰かと生きていたくて

僕ら雨ざらしのまま

汚れた世界を彷う

優しさも痛くてしょうがない

「誰も悪くないんだ」って

大人達が描くから

いつも死に場所を探してたんだ

ただ移ろう季節を運ぶ

風に体を任せて

全てが無意味だなって

歩き出すことでさえやめた

雨が歌って、ただ歌って

全部掻き消し去っていくんだ

いつか枯れゆく命なのに

なんか馬鹿みたいだよな

ただ痛くて、愛を飲んで

涙を見せずに泣いてたんだ

「みんな同じ空の下」って

どうせ気休めだから

まだ誰も行かない道を歩いている

明日を願って、ただ願って

雨が止むのを待ってたんだ

揺れる風が頬を撫でる

それだけが救いだった

また歌って、ただ歌って

この言葉だけは消さないでよ

生きる意味を無くしたって

ただ進めばいい

僕らいつも濡れたままで

何も変えられやしないけど

ありのまま生きられるなら

それも悪くないかな。

雨が歌って、ただ歌って

声を掻き消し去っていくから

みんな同じ空の下って

ただ信じてみたいんだ

まだ誰も知らない、雨を歩いていく。

明日は晴れるかな