Moesodentity 2019-2023 Front Cover

Lyric

Hachigatsu Toka

m-sode

拝啓、ご無沙汰ですもう、

ご機嫌いかがでしょうか、

悩み事困りごとお変わりなくお過ごしでしょうか?

きっとそうだ、

わたしのしらないとこで蝉のぬけがらを踏んづけたり食べたり…

ふたりぼっち、

引き籠ってひたすらにエアコンの下でパソコンにささげた青春が懐かしいね

だって!

僕等、今や、あれも、それも、これも、

止まらぬ時の流れに時代遅れと笑われた!

"Wake me up!"

A:アラーム9時ニセットシマシタ。

"Take me love!"

A:イミガヨクワカリマセン。

戻れない世界を…

Turn down

簡単じゃない

Turn down

今も覚えている

Turn down

簡単じゃない

Turn down

単純な枝垂れ花火の色彩が

記憶を目ざませても

8月の風が君を引き裂いていった!

One day, the world came to an end

In the ruined corridor, her voice continues to ring

Eternal silence

Declining Science

A smokeless blue sky

There is no hope or despair, just a lovely sounds

抱いていた

(知らずのうち隠し持っていた)

厭世は

(捨てたくはないが)

溶けるような陽射しに

消えてく

焦げたアスファルト

かき氷のストロー

世界の行方を

指す飛行機雲

夕立の前の

遠くの雷鳴に

驚く子猫は

もういないけど

Stand up

「簡単じゃない?」

Stand up

「8月の続きを!」

Stand up

「簡単じゃない!」

Stand up

「終末/週末の続きを!」

Turn down

雨上がりを征けば

きっと、もっと、

輝いている世界/正解

Turn down

雨上がりの夢は

ずっと、もっと

輝いていろよ!

時計の旋律が

終わりを奏でようとも

夜が更けるまで

星が消えるまで

残り香、魅せる忘却性 tale

Never end

  • Lyricist

    m-sode

  • Composer

    m-sode

Moesodentity 2019-2023 Front Cover

Listen to Hachigatsu Toka by m-sode

Streaming / Download

  • 1

    Fibonacci

    m-sode

  • 2

    Music Monster!

    m-sode

  • 3

    Steampunk Waltz

    m-sode

  • 4

    "The rain said."

    m-sode

  • 5

    little rain requiem

    m-sode

  • ⚫︎

    Hachigatsu Toka

    m-sode

  • 7

    Pseudo Twelve-tone music

    m-sode

  • 8

    Cyber Leucochloridium

    m-sode

  • 9

    Insert your lyrics.

    m-sode

  • 10

    Music Eater!

    m-sode

  • 11

    Meaningless Music

    m-sode

  • 12

    Indigo blue affection

    m-sode

  • 13

    "Just fear, just alive."

    m-sode

  • 14

    Loveless AI, make the last art

    m-sode

  • 15

    Theory of Gifted

    m-sode

  • 16

    Composition

    m-sode

  • 17

    The Day I Found Love

    m-sode

モエソデ(m-sode)初の配信アルバム。2023年末までに投稿した約50曲の中から、代表作の「フィボナッチ」、DTMerの自嘲に満ちた「みゅーじっくもんすたー!」、束の間の異世界小旅行を描いた「蒸気都市のワルツ」、雨と静寂をドラムンベースに乗せた「―雨曰く。」、ピアノと歌声が対等に語らう「雨のうた、聞こえないように」、独特なリリックで人類絶滅後の夏をノスタルジックに描いた「八月透夏」、音楽の可能性の模索を十二音技法による音列のリフレインで描いた「十二音技似非調性学」、世界を浸食する合成音声への畏怖をハードスタイルで描いた「電脳ロイコ」、聴き手に楽曲完成権を委ねた実験的作品「ここに歌詞をいれてください」、合成音声とコンポーザーの主従関係の逆転を妖しくも痛快に描いた「みゅーじっくいーたー!」、2つのサビの大胆な対比にモエソデらしさが表れた「意味の無い音楽」、リリースカットピアノ&チップチューンサウンドで月並みな恋愛を他人事のように描いた「藍染恋歌」、生と死への”アンチテーゼ”「痛いのが怖いから生きている」、画家として生まれたAIの物語を7名の合成音声を駆使して描いた前衛的作品「アイ無き絵画、芸術史を殺せ」、”天才”と”平凡”の狭間で生きる者たちのリアルを描いた「才能論」、2023年迄のモエソデの集大成的作品「コンポジション」、”愛”に満ちた歌声が決してあり得ない”永遠”を願いながら力強くアルバムを締めくくる「アイを知った日」の計17曲を再編集し収録。

Artist Profile

  • m-sode

    萌え袖が大好きなボカロP。 2019年末の活動開始直後は純粋な邦楽ロックを目指していたが、近年のインターネットの影響を受けて作風が変化していく。テクノ・ロック・音ゲーコア・現代音楽・劇伴風・プログレ・ドラムンベース・ポエトリーリーディング等を好んで作るが、ジャンル名不詳な楽曲も多い。非現実的な技巧を織り交ぜたピアノ、自然かつ諧謔的な変拍子、多様な解釈ができる歌詞等が特徴。好きな楽曲テーマは、雨、静寂、絵画、幾何学、生と死、嘘、合成音声文化の未来。コンセプトは「かわいい曲にやさしい毒を」。シリアスな作品を多く作る一方で、動画投稿サイトにはネタ曲も多く投稿しており、その行為は人間が普遍的に持つ二面性の表現として成立している。それとも或いはただの気まぐれ生命体かもしれない。

    Artist page

LUCY LOVE records

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