Spectre Front Cover

Lyric

Pale Fire

Ichino

孤独を寄せ集めて絆と呼ぶことを

ごまかすように関わりあって信じていた

ほんとうにわかっていたら裏切られないから

期待するから得られるものに嫌われた

それでも飽きるくらい夢中になって失って

離れてもひとりでもずっとそばにいるから

ただ燃えるままに 炎が揺れるように

記憶は形をありのままにはしない

ただこの言葉だけ 枯れた喉から

また思い出すから ごめんね おいで

誤りなんてない 誤ったことすべてが

未来を示す篝火の意志だから

いつまでいられるかな わからないことを

心に留めている関係でいられたら

近寄れば拒まない ハリボテのドアの向こう

本物を探したら できあがった孤独の炎

底を知ってからでも 擦り傷程度が

慣れたはずなのに 初めて知ったように

こんなになってからでも 愛してくれるか

まだ自信はないよ ごめんね 会いたい

どれだけ求めても偽物だよ

欲しいものぜんぶまた書くから

淡く濡れたてのインクのように黒い

硝子を通した目を思いだすから

別れ際ふりかえるきみの目が好きだった

気取るから隠すから裸のままの声で

もう一度会いたい 偽物だとしても

幸せもらったと胸を張っていえる

こんなになってからでも 愛してくれるか

もうどうでもいいよ ごめんね おいで

ただ燃えるままに 炎が揺れるように

孤独は自分を愛しているから

ただこの言葉だけ 腫れた目の奥

まだ覚えているから 変わらず おいで

  • Lyricist

    Ichino

  • Composer

    Ichino

Spectre Front Cover

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