Spectre Front Cover

Lyric

Guardian

Ichino

振り向く間もなく過ぎてゆく

錆びついた時間を乗せてゆく

「ありがとう」はもういえないけど

振り返らず前に進むから

触れたら壊れそうな音

なにも怖いことはなかったんだよ

いってきます ただいまは届かない

ひとりでに鳴る針と腹

惨めでも泣いても動かない

夜明けまで準備をしなきゃ

未来は過去が語る嘘

いつでも人は過去にいる

そんな当たり前の日常に

意味は置いてただ抗いたいから

机に捨てられた朝

生きた意思が押すドアの音

譲れないものを手放したから

死ぬのさえもう構わない

痛みも苦しみも見過ごせる

それでもまだ壊れそうなまま

会いたい気持ちは山々だけど

会うともう進めないから

ちゃんと歩けるようにつくられた

身体がある 迷うことはない

恨みも憎しみもない

理由は必要としない

始まった物語を描くだけ

心臓が音を失うまでだけ

いってきます ただいまは聞こえている

振り向かない でも届いている

錆びついた匂いは強くなるから

触れたらまた思い出すから

星を探して 未来に繋いで

場所を変えず手に入れた過去

文字を読んで 歴史を紡いで

無知のままで手に入れた過去

たなびく雲のように生まれては消え

命があった 守られていた

残されていた 錆びついていた

偶然のなか生き抜いたもの

忘れられたものが残した

見えも聞こえもしない愛のなか

守られていた命で守る番

  • Lyricist

    Ichino

  • Composer

    Ichino

Spectre Front Cover

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