Spectre Front Cover

Lyric

Where You Were

Ichino

忙しない街 道路の待ち時間

誰かの声 また明日だよって

昨日と今日 変わらない街と赤

たったひとり あなたがここにいなくても

あの日から息吹き積もり

懐かしい温度 肌の声

大丈夫 歩けている

変わらない街の軌道を

そんな大層な痛みじゃなかったのに

時間をかけて弧を描いていまに刺さる

いつまでも覚えている

霞みながら増えている

夕日の唄 滲んだ空とシャツ

自転車で予想 胃が急かす玄関

意味はないけど鼻が思い出して

溜息ひとつ ほら見ろ濡れた頰

ありふれた日の抱擁が

火傷の跡に変わっている

大丈夫 ここにある

いつの間にか慣れていたし

もっと多くのものがそこで待っているよ

そんなぜんぶを一緒に見ていたいけど

いまもあの日の傷があるのに

なんでもう戻れないの?

誰の手も借りず強くは生きられない

握った手を離すほど弱くもない

ずっと繰り返しの毎日で

変わり続けるいまを

届いているかな? 御影石に映る

ぼくの顔 明るい空と影

信号は青 ぼくの胸の炎

足音ひとつ いやもっと多くのものが

  • Lyricist

    Ichino

  • Composer

    Ichino

Spectre Front Cover

Listen to Where You Were by Ichino

Streaming / Download

Artist Profile

"